メンバー
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平野
2016年入社
落ち着いた対応で後輩からの信頼も厚い 4年目iOSエンジニア。趣味はギター。 -
髙坂
2017年入社
入社後Androidエンジニアとして活躍していたが今年からiOSの案件にも携わるようになった3年目。一人暮らしを計画中。 -
舩引
2018年入社
クライミング、カメラなど多趣味でアクティブな2年目iOSエンジニア。
「デザインと技術」を両立しているのはフェンリルだけだった(平野)
─ みなさんがエンジニアを志したきっかけは何ですか?
平野
コード自体は中学3年生の頃から書いていました。ゲームをつくりたかったことがきっかけでしたね。
アプリ開発としては、大学在学中に個人で開発をはじめて、大学3回生のときにアプリをリリースしました。
舩引
コードを書くきっかけとしてゲームをつくりたいというのはあるあるですね。
僕自身もゲームをつくってみたかったのがきっかけですけど、本格的に勉強したりしていたわけではなくて、フェンリルに入社するまでは、高専のときに授業で学んだ程度の知識しかなかったです。
髙坂
僕は大学に入ってからコードを書きはじめて、研究とか課題とかでアプリをつくっていました。
その頃は個人で開発をするというよりは、授業の一貫としてという感じですかね。
─ エンジニアを目指すなかでフェンリルに入社を決めた理由は?
髙坂
プライベートでずっとSleipnirを使っていてフェンリルのことは知っていたので、エンジニアとして就職しようと考えたときにご縁があったことで入社を決めました。
選考を通して感じたエンジニアのレベルの高さや、デザインにこだわっているという点も大きかったですね。
平野
僕も一番の決め手は、デザインと技術を両立しているところでした。
就活中は色んな会社を見ましたけど、他の会社で両方を大切にしているというところはなかったと思います。
自分でアプリをつくっていたときに、競合のアプリをよく見ていたんですけど、見た目はいいけど使いにくい、高機能だけどデザインがよくない、というものがたくさんあって、自分で開発をするものはデザインもちゃんと考えようと思っていたので、その考えとマッチしていたのがフェンリルでした。
舩引
僕の場合は、フェンリルが学校に会社説明に来ていて知りました。
自分が使っているアプリをいくつかあって、Sleipnirを使ってみたり他のアプリも使ってみたりしているうちにフェンリルを好きになったんですよね。
あと、会社説明会のときに資料が入った封筒をもらったんですけど、フェンリルのロゴマーク(狼をモチーフにしたもの)が並んでいるデザインで、その中にひとつだけ、目がついているものを見つけたんです。それを見て、おもしろいブランディングを考えている会社だなと興味をひかれたのも後押しになりました。
封筒を開くと一つだけ顔を覗かせる、顔付きのフェンリルロゴ。
技術面だけではなくコミュニケーションでも学ぶことが多い(髙坂)
─ フェンリルは入社後に研修を実施していますが思い出に残っていることはありますか?
平野
ずいぶん前のことなので記憶が曖昧なんですけど、要件定義とか設計フェーズとか、何をどうやって解決していけばいいのか分からなくて戸惑っていたことは覚えています。
学生時代は自分一人でコードを書いてアプリをつくっていたので、研修のときにはじめて他の人と一緒につくっていくというのもその時はじめて体験して、エンジニアはコードを書くのが仕事だけど、それ以外にもコミュニケーションをとりながら進める場面が多いということにも気づきましたね。
髙坂
研修もそうですけど、間近で先輩の仕事ぶりを見ていて、技術面はもちろんコミュニケーションの面で勉強になることがたくさんありましたね。
自分が案件に携わるようになってからは余計に、先輩が普通にしていることがどれだけすごいのかというのも感じました。
舩引
僕の場合は、ほとんど初心者だったので「Gitってなに?」というところからのスタートで、研修のときから今に至るまで、ずっと学びが続いている感じです。
同期のメンバーとは3ヶ月間ずっと一緒に過ごすので色々と大変なこともありましたけど、あのときの経験があったからこそ、今も同期とは仲良くしていて休みの日にカメラが趣味のメンバーと撮影会に出かけたりもしています。
─ 仕事での失敗は成長につながることも多いと思うのですが、印象に残っている出来事はありますか?
舩引
研修が終わってしばらくしてから大きな案件にアサインされて、自分なりにがんばってはいたんですけど足りない部分も多くて、先輩に毎日色んなことを指摘されていた時期はちょっとつらかったですね。
ただ、厳しい先輩ではありますけど仕事をする姿を見ていると尊敬できる部分ばかりですし、指摘されることは全部自分のプラスになるようなことばかりなので、仕事が嫌になるとかそういうことはなかったです。
髙坂
経験不足だった頃、アプリの実装を改善するための仕様をきちんと理解できていないまま着手してしまって、完成後に「実際はこういう実装ではない」という認識の齟齬が出ることがありました。
それからは、仕様や実装で分からなかったことやつまづいた部分はすぐに解消して、仕様を満たすためにOSのAPI実装まで深掘りして調べるようになりました。そういうことを積み重ねることで、成長のスピードが早くなったというのは感じます。
舩引 たしかに、自分の書いたコードを振り返って見てみると色んな発見がありますよね。過去につくったアプリを見直して作りなおすというのを何度がしているんですけど、その度に当時書いたコードを「汚いな」と感じて(笑)そういうときに、自分も成長しているんだなと実感します。
平野 成長というか、自分のことだけではなく後輩のことも気にかけられるようになったかもしれないです。自分から声をかけるタイプではないんですけど、とくに舩引君は普段から積極的に相談してくれるので、話をするなかで色々と気づかされる部分もあります。
舩引 平野さんは、質問や相談に行ったらどんな時でも嫌な顔をせずに対応してくれるので本当にありがたいです。具体的なアドバイスももらえますし、話を聞いてくれるだけでもすごく励みになっています!
厳しいだけじゃなくチームのことを想ってくれる先輩がいる(舩引)
─ 働くなかで気づいたフェンリルの好きなところは何かありますか?
舩引 社内の風通しがいいところですかね。元々、会社という場所に対して固いイメージを持っていたというのもありますけど、個人の意見も聞いてくれるし、色々と柔軟だなと思っています。僕個人としては、社長ともよく話していて、共通の趣味のカメラの話をしたり、レンズを貸していただいたりして楽しいです。
髙坂 エンジニアのレベルがめちゃくちゃ高いということですね。先輩はもちろんですが、若い世代も含めて、全員のスキルが高いんです。自分が知らないことを知れる機会が多いですし、仕事をしているだけでも自分のレベルが上がっていくのが分かるというか。
平野 尊敬できる人が多いですよね。厳しいと言われている先輩が、すごく努力して信頼されている姿を見ているので、指摘をされたりしたときにも納得できるんですよね。自分もがんばろうという気持ちになります。
舩引 厳しいだけじゃなくて、チームのことを想ってくれている気持ちを感じることも多いですよね。ある時、先輩と別の部署の方が話しているなかで「そんなことをしたらエンジニアがかわいそう」ということを言ってくれていたのを聞いて、厳しいばかりではなくて僕たちのことも考えてくれていることが本当にありがたいなと思いました。
─ フェンリルがこの先もっと良い会社になるために必要だと感じることはありますか?
平野
共同開発部として5年ほどやってきて、仕事のフローを改善できればいいなというのは感じています。
この業界はスケジュールがタイトになることも多いので、仕様が決まる前に実装がはじめるとか、実装中にテストがはじまるとか、そういうのはフェンリルだけじゃなくて「エンジニアあるある」だと思うんですよね。
髙坂 たしかにその「あるある」はつらいですね。突発的に発生する問題もあるし仕方ない部分もありますけど…。
平野 そうですね。でも、たとえば10年後、20年後にも「あるあるだね」と言い合っているようではダメだなと思います。業界としても難しい問題だとは思いますけど、フェンリルが先駆者となってやっていきたいという気持ちはありますね。
─ 定時後や休日はどんな風に過ごしていますか?
平野 平日は基本的にはすぐ家に帰ってご飯を食べて、コードを書いたりギターを弾いたりしていますね。インドア派ですね。
舩引
休みの日もコードを書くんですか?!すごい。
僕は週2日は必ず定時ぴったりに帰ってクライミングに行ったりしています。カメラが趣味なので休日は写真を撮りに出かけることも多いですね。
髙坂
僕も休みのときにコード書いていますよ(笑)
今は実家に住んでいるんですけど、通勤に時間がかかるので平日は仕事が終わったらすぐに帰ってご飯食べて寝る、という感じです。そろそろ、一人暮らしで近くに引っ越そうかなと思っています!
─ 今後の目標や将来の展望などをお聞かせください
舩引
ネガティブな意味じゃなく、将来のことは分からないですね。今は趣味だけどカメラに関する仕事をしているかもしれないし、もしかすると林業とかしているかも(笑)
この先もずっとエンジニアを続けているかどうかは分からないですけど、今はすごく楽しいので、自分のなかで納得がいくまでは精一杯やりたいです。
平野 昔も今もコードを書いているのが好きなので今の状況には満足していて、大きく変えたいというのは考えていないです。新しい技術や分野に興味がないというわけではないですけど、新しいからといって良い技術とは限らないし、今あるものを磨きながら、自分が必要だと感じたら取り入れるという風にしていきたいです。
髙坂
僕も同じく、ずっとエンジニアとしてコードを書いていたいと思っています。
入社してからずっとAndroidアプリ開発をしていたんですけど、今年からiOSアプリの開発にも携わるようになったというのもあってまだまだ勉強したいことはたくさんあります。どちらの技術も磨いて、この先もフェンリルで成長していきたいです。