メンバー
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石司
2017年中途入社。前職での経験を含めてキャリアは13年。休日は家でゆっくりと過ごす派。
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石田
2019年新卒入社。品質管理部では1人目となる新卒。カメラが趣味で、撮影によく出かける。
※品質管理部門は新卒入社1名のため、中途入社の先輩社員とのトークになります
壁にぶつかって自分なりの答えを出すことが成長につながる(石司)
─ 品質管理という職業を選んだ理由についてお聞かせください
石司 学生時代は建築を学んでいたので、元々は今の職種を目指していたわけではなかったです。ただ、卒業するタイミングが業界的にも不況の時代で、建築の道には進まなくて、卒業後はハードウェアの組み立てや検査の仕事に就きました。数年経って将来のことを真剣に考えはじめたときに、品質管理の仕事を知って、チャレンジしてみようと思ったんです。
石田 僕も大学では法律が専攻だったので、最初から考えていたということはなかったです。でも、小さい頃からパソコンを触っていたということもあって、漠然とITには関心を持っていた中の選択肢のひとつでした。
─ フェンリルを知ったきっかけは何ですか?
石田 就活をはじめた当初はITの営業職をさがしていて、チラシで見かけたフェンリルの説明会に行ってみたんです。そのときに品質管理部門の募集を見つけて興味を持って、どんなスキルを持っていれば受けられるかなどを聞いてみたら、自分にも挑戦できるかもしれないと感じて応募しました。
石司 フェンリルのことは元々知っていたいたんですけど、前職の時の元同僚がフェンリルで働いていたのもあって、転職を考えてることを相談してみたんです。そしたら「受けてみたら?」ということになって、縁があって入社しました。
─ 石田さんは品質管理部としてはじめての新卒受け入れでしたが、研修体制などはどのように進めましたか?
石司 フェンリルの品質管理部門としては最初になりますが、私自身は前職で新卒研修を担当したことがあったので、そのときのノウハウを活かしつつ、フェンリル独自のやり方をプラスしていったという感じです。あとは、開発部門の研修にも参加してもらったりしながら、必要なことを学んでいってもらいました。
石田 内定をもらって入社するまでの間に、自分なりに品質管理の仕事について調べたり勉強はしていたんですけど、実際の業務のことは全然分からなかったので、研修がはじまってからは色々と大変でした。
石司
独学でプログラミングを勉強してエンジニアになるというのはよくあると思うんですけど、品質管理の業界は未経験からスタートすることが多くて、業務に携わりながらスキルをつけていくというのが一番良いと思っています。
「テストケースがつくれない」「正解が分からない」というのは誰しもがぶつかる壁なんですけど、そこの部分はどうしても研修だけでは補えない部分なので。
石田 そうですね。研修の中でエンジニアの同期がつくったアプリをテストする機会があったんですけど、不具合を見つけて直してもらうというやりとりを実際に経験したことで業務の雰囲気をつかめましたし、「チームでつくっている」と感じることもできました。
石司
そんな風に業務のなかで感覚をつかんでもらいたいので、研修では「品質管理の全てを教える!」というようなやり方はしていなくて、必要なことだけを教えるようにしました。
業務の中で壁にぶつかって、自分なりの答えを出すことができれば、それが成長につながっていくと考えています。
コミュニケーションが活発で多方面からサポートしてもらえる(石田)
─ フェンリルはメンター制度を導入していますが、どのように感じていますか?
石田 品質管理部の新卒入社は僕1人だったということもあって、1対1でしっかり見てもらえたことは本当によかったなと思います。今は誰にでも気軽に質問することができるんですけど、チームにまだなじめていない入社当時に、「メンターに聞けばいい」というのが明確にあるのは、救われる部分が大きかったです。
石司
これまで品質管理部は新卒入社がなかったので、受け入れる際に誰がメンターをするかということになって、前職で新卒教育の経験があった私が引き受けました。まだ他の部門のように研修内容が整ってはいなかったんですけど、近い距離で指導をしてどんどん質問してもらうという方が、品質管理部の業務に慣れてもらううえでは近道だというのもありました。
※メンター制度:知識や経験が豊富なメンター(先輩)が、メンティー(新卒)の仕事に対する悩みの解決や、技術的なサポートを行う制度
─ 仕事のやりがいについて教えてください
石司 前職はテストだけを専門で請け負っている会社ということもあり、全ての作業が“対 お客様”だったので、気を使う部分も多かったりしたんですが、フェンリルでは開発も社内でしているので、分からないことがあったりしても気軽に聞きにいけるのはすごくやりやすいですね。あと、テストが完了したらそれで終わりということではなくて、リリースまで携わっていけるのは、チームで進める良さを感じます。
石田 まだ自分1人では判断できない部分も多くて、「本当にこういうテストの仕方で良かったのか」と悩むこともあります。ただ、業務を通して知識を得ていけるのは楽しいですし、自分自身も少しずつ成長できているという実感もあります。入社当時と比べれば、アプリの知識は増えたと思います。
─ 品質管理部の環境はいかがですか?
石田
大阪の品質管理部はユニットごとに仕事をしているんですけど、業務で分からないことがあったりすると、ユニット内はもちろん、どの先輩に聞いても快く教えてくれる環境ですね。仕事のことだけじゃなくて、プライベートではまっているゲームの話をしたり、コミュニケーションは多いと思います。
部内だけではなく社内のコミュニケーションが活発で、実際に話すこともそうですし、ツールを使ってスムーズにやりとりできる環境も整っているので、何かあったときにも多方面からサポートしてもらいやすいかなと思います。
─ 部門として、また個人の目標があれば教えてください
石司 今は、開発部がつくったアプリをテストしていく形なんですけど、もっと上流の工程から携わっていけるような体制をつくっていきたいと思っています。 そのために、社内でも品質管理部の取り組みを知ってもらう発表の場を設けたり、社外での勉強会を企画したり、色々と活動の幅を広げている段階です。
石田 来年度(2020年度)は2名が品質管理部に新卒入社予定なんですけど、人数が増えていくことで、組織としても大きくなっていけばいいなと思っています。 個人的な目標としては、アプリとウェブの知識をもっと蓄えていきたですね。専門でしているエンジニアのみなさんと同じレベルまでというのは難しいかもしれないですけど、もっとスムーズに仕事が進められるようになりたいです。