デザイナー研修
デザインセンターでは、実案件と同じフローで研修を進めています。
すべての工程をたどると、フェンリルのデザイナーの業務フローを一通り体験することができます。
1. 情報収集・コンセプト設計
調査や企画の基本的な流れと知識を理解し、本質的な課題を発見する力と、コンセプトを設計する力を身に付けます。
2. グラフィック作成
アイコンの作成方法を学んだ後、課題素材をトレースしながらIllustratorの操作に慣れます。その後、研修用の架空アプリ「Pecori」のロゴを作成します。

3. UI設計
UI設計の進め方と、デザインしたUIを開発チームへ伝達するための各種設計書の作り方を学びます。その後、実習として「Pecori」のワイヤーフレームとUI設計書を作成します。
4. レイアウト作成
アプリの構成要素やレイアウトを学び、フェンリルがデザインツールとして使用しているFigmaの操作に慣れます。およそ5日間かけて「Pecori」の全画面をトレースします。

5. レイアウト指示
デザイナーの意図どおりのものを開発チームに伝達するための方法を受講。アプリとウェブ、OS別の特徴やその指示の仕方、アセット書き出しのポイントについても学びます。
6. デザインテスト
開発チームと連携して、制作したデザインが指示どおりにできているかを確認する方法を学びます。課題管理ツールでエンジニアとコミュニケーションを取り合い、アプリ開発を仕上げます。

7. UIハンドブック/エンジニアリング
iOSとAndroidのUI要素の違いや使い方を学びます。また、エンジニアとの連携やプロジェクトの進行をより円滑にするために、エンジニアリングの基礎知識を学び、開発に対する理解を深めます。
8. UD/アクセシビリティ
ユニバーサルデザインはなぜ必要で、誰のためのものかを学びます。フェンリルが作成したUDガイドラインに基づく座学とワークショップを実施します。