QAエンジニア研修

QAエンジニアの研修では、まず座学で「品質管理(QA)の業務とは何か」を理解します。
5月末までは部門内での研修、6月からは合同研修に合流し、他部門と連携して実践的に学びます。

1. 研修の目標設定

研修で何を学びたいのか、どんなスキルを磨きたいのか、研修の目標を設定します。
目標設定から成果報告までの業務フローの理解と、マインドを持ってもらうことを目的としています。

2. QA業務基礎座学

QA業務基礎知識をインプットする講義です。資料を基に、プロジェクト全体の流れやテスト工程など、QAの業務について学びます。

3. テスト実施

研修用の架空アプリ「Pecori」を対象に、テストを実施します。
テスト仕様書に沿って対象のソフトウェアを検証。期待される結果を満たしているか確認し、期待とおりの結果が得られない場合は、不具合として開発部門へ報告するフローを学びます。
実際の業務では、テスト設計を経てテストを実施しますが、テストに対する理解を深めるためにも、研修ではテスト実施を先に学びます。

4. テスト設計

テスト対象となる資料を基に、どのようなテストが必要か(テスト観点)を明確にします。そこから、フェンリルの研修用架空アプリ「Pecori」を用いて、具体的なテスト手順をまとめたテスト仕様書を作成します。

5. テスト工程管理

テスト実施の進捗を管理する方法を学びます。実際に設計したテスト仕様書を基にテストを実施する中で、テスト実施者が計画通りに進行できるか、円滑に進める対応力を養います。

6. ウェブエンジニアとの合同研修

これまでの部門研修を踏まえて、ここからは、新卒ウェブエンジニアの研修と合流します。ウェブエンジニアへの報告、連絡、相談を意識して、テスト設計とテスト実施をします。開発メンバーと連携を密に取るチームでの立ち回りを学びます。

7. 成果発表

ウェブエンジニア、アプリエンジニアを含む開発センターのメンバーで、研修の成果を発表します。研修を終えて得た学びを共有します。